こんにちは。旅人文化振興会のブログでおなじみのマリリンです。
2001年7月、インドへの旅に出ました。当時は、特にインドなどの田舎の方ではまだインターネットの環境がそれほど整ってなく、メールを出すときには、Bccで一斉に報告という感じで送信をしていました。インドからの帰国後、写真展をするために、自分の送ったメールを少しだけまとめてみました。今から思うと恥ずかしいなと思うのですが、2001年のインドは私にとっても特別な想いがある旅で、今回、旅人文化のページに掲載することにしました。

件名 :インド India
日付 :Thu, 12 Jul 2001 17:28:50 -0000

親愛なる、みなさま dear all

インドです。
ここ、私のふるさとかしら?
と思うくらい、しっくりきてます。
たのしい!!!
たくさんのメールありがとうございます。
ひとりひとりに返信が出来ずにいますが、きちんと読んで、わたしの心の栄養にさせていただいています。これからも、よろしくお願いしますね。
それでは、また。


現在のマリリンのコメント:
インドに到着 した時の気持ちは、今でも結構思い出せます。

空港に到着後、外に出た時の独特な空気の感じ。暑いとか、そういう感覚以上に、妙なエネルギーに満ちていて、私はその空気を吸ったとたんに急に元気になってしまいました。よくインドについての話で旅人の間で言われることに、インドは好きか嫌いかどちらかなんだよ、というのがありますが、私は、そういう分類でいうと好きということになるのでしょうが、好きっていう言葉ではちょっと違うかなとも思います。なんていうか、空気が体に合っているという感じでした。

タクシーに乗って、とりあえず、安宿がたくさんあってバックパッカーの集まるメインバザールへ。その間のタクシーからの景色も、テレビなどでは普通に見ていた牛が路上にいたりそういった感じが、現実としてそこにあると、それはとても自然な感じで感激でした。途中なんども牛のおかげでタクシーが止まり、昨日まで忙しい東京という街にいた自分自身が、なんだか、不思議に思えたものでした。

メインバザールでは、どちらかというと日本人宿でなくて、西洋人が多く利用している宿を見つけて、その後もデリーに行くたびにそこを利用していました。フロントのお兄ちゃんとも顔見知りになって、戻ってくると喜ばれたりするのが、旅の中ではけっこう楽しいんですよね。日本人宿は避けたということでもないんだけど、あまりに深くはまると、いわゆる「沈没」になるのを避けるという意味で、そのときはそこを選んだような気がします。

この短いメールを見てみても、かなり楽しい時間をすごしていたみたいですね。
ああ、インド、また行きたいなあ、と思っちゃいます。

がんばってお仕事して、時間もつくって、かならずもう一度行きたいと思う国のひとつはインドですね。

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