旅人文化 いらっしゃい 旅人たち

旅人文化とは
Vol.1 旅人たちの談話

■ようするに「旅人」って「貧乏旅行者」のこと?


■自分の足で歩いて国境を越える興奮

■「外へ出る」ワクワク感の深層心理

■旅へ出ると自分が変わる?

■知りさえすれば「コワイ」が魅力?

■キレイゴトではない出会いこそ「大人の旅」?

■一日でも長く旅するための安い旅

■旅と生活と精神性ってこと?

■歌のような「終わりのない旅」渡り鳥

■YADOYAのちょいとイイ話


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 (トシリンの中米旅行記)

 











 

 

 


Vol.1 旅人たちの談話

■知りさえすれば「コワイ」が魅力?■
風太: 切羽つまってもね、旅に出るには、かなり度胸がいる。
山本: うーん、たしかにね。
澤畑: そうだね、日本を出て別の国に着いたとき、胃の痛みがなくなるんだよね。プレッシャーがなくなるというか、すげえ胃の調子がよくなるの。
風太: 知らないからなんだけど。
山本: そうだね、コワイと思うのは、やはり知らないからで。
風太: みんなコワイコワイというじゃないですか。外国はコワイって。
山本: ま、コワイって言っているひとは、行ったことがないひとがほとんどというか。実際行ったことのあるひとは、ほんとにコワイ思いをしてもう2度と行きたくないという声は、あまりきかないね。
澤畑: 自分で体験したひとは、対処のしかたを覚えちゃうだけだから怖くなくなるんだよね。
風太: むこうのひとは変わらないよね、どこにいてもおなじだよね、遊び方も。
山本: うん。
澤畑: だけど情報、ニュースだけなどで、自分は行ったことなくて体験したことないと怖いと思っちゃう。
山本: 想像というのはいくらでも膨らませられるから。
澤畑: 聞いたことだとネガティブになるけど、実際旅したことがあるひと、体験者ってネガティブになっていないよな。
山本: よっぽどのことがないかぎり。ふつうに常識を持った人がふつうに旅の知識を備えて旅行するぶんには、ストーリーとしては怖い話があったとしても、ほんとにもう2度と行きたくないと思うぐらい怖い気持になる出来事というのはないんじゃない。
澤畑: ないよね。
風太:  それはもう行く限りトウゼンのことで。旅へ出かけたときは面白い気分になっているから、ちょっとぐらいはコワイめにあってみたいとか、そんな気持もあるし、なければつまらない。
澤畑: そうそう。

(ま、なにごとも体験ってこと。たとえば登山にしても。よく調べ準備をし、
そして非常識はしない。これだよね。)

 
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